Björn Liljekvist, 国際会長候補

選挙運動に関する声明

Mensaには新たなスタートが必要です!

Mensaに全力で取り組んだ場合、Mensaがどのような形になるか想像してみてください。Mensaには目的があります。それは、知能の価値や才能ある若者を育成していく重要性を促進していくことです。集まって、互いに理解し理解される場でもあります。最高の状態の時、Mensaは素晴らしいのです。

インターナショナルMensaはインフラや共通の骨組みを提供することにより、大きく改善されます。Mensaは、メンバーやグループが自由に自己組織化できると素晴らしい働きをします。EMAGAMAG等の大規模国際イベントを見ると、どのような可能性があるのかが垣間見えます。

しかし、残念ながら、国際的なレベルでは私たちはまだ整っているとは言えないと思います。資金不足や協調不足により、多くの素晴らしいイニシアチブが停滞します。運営方法には早急な改善が必要です。

多くの国において、Mensaが交流の場以上のものに成長する様子が見られます。また、Mensaはより国際的で文化的にも多様になってきています。しかし、進化は変化を意味しそれは自ずと始まるわけではありません。さらに大きく、そしてしっかりと運営される組織にするため、私たちが懸命に努力しなければなりません。Mensaはまだ若く、明るい可能性があります。

Mensaはまだまだこれからです!

略歴

Björn Liljeqvist | bjorn@braingain.se | www.bjornliljeqvist.com

MIL 開発部ディレクター, 2013-2017

MIL スモールナショナルMensasディレクター, 2011-2013

会長, Mensa スウェーデン, 2007-2011

1975年生まれ、15歳よりMensa(メンサ)メンバー。長年に渡り、地域・ナショナルメンサの様々なボランティアのポジションを務めた。スウェーデンメンサの会長として、メンバーや活動の育成に向けて、組織や管理上の改革を設計した。現在、スウェーデンは世界最高のMensaメンバー比率を有する(国民1000万人につき7000人)。

国際的に選任された役員として、新たなナショナルグループの創設を活発に行って参りました。また長年に渡り、MIL政策に多大な貢献をして参りました。このような活動経験からも、私はMensaを非常に理解しています。

職業上、アカデミック学習方法についての執筆や講義を行っております。MSEEの学位を保有しており、システムエンジニアリングを学び、システムエンジニアとして働いた経験があります。マルチリンガルとして育ち、知識、文化、そして自己の成長への情熱を持っています。現在、同じMensaのメンバーであるCamillaとストックホルムに暮らしております。


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IBDからの質問

1.立候補されている役職に一番大切だと思われる側面は何ですか?

議長は責任を負わなければなりません。良い議長は、様々な意見、意向、そしてアイディアの中から調和を生み出し、共通の方向性を見つけることができます。

リー ダーであるならば、相手の意見を聞くことができなければなりません。我々はチームワークを通して物事を達成しますが、チームワークには歩み寄りも大切で す。議長が先に物事を述べるかもしれませんが、常に議長が決断を下すわけではありません。「議長」と「上司」とは全く別物です。民主主義的協会は民間企業 のような営みは行われません。

Mensaは大いなる理想に基づいています。それは、人類の知性は識別可能な財産であり、それは子供から大人まで、全世界で奨励し、育成するべきなのです。議長として、この高い原則と日常の実務的な組織運営とのバランスを保たなければならないと考えています。


2.なぜこの役職にボランティアしようと思ったのですか?また、なぜ適任であるといますか

3つの単語が思い浮かびます:ビジョン、献身、そして力量です。

ビジョン:私はMensaにポテンシャルがあると信じています。私が1991年に入会して以来、Mensaの志は組織が持つ社会的側面と同様に重要でした。もちろん、楽しいですよね。しかし、活動に意味を持たせるためには、楽しさ以上に何かがなければなりません。Mensaは多くの人の人生に取って有意義なものです。この可能性を最大限に活かすためには、才能のある個々人として活動するのではなく、集団主義的社会としてMensaを成長させ、進化させていかなければなりません。

献身:私には高度な作業能力があります。Mensa開発を行っていた際も、新たなレベルに進化させるため、様々な国々に直接働かけ、指針改革や計画の改善を行ってきました。議長になってからも、今までと同じように働きかけていくつもりです。

適性:私はこの仕事のやり方を理解をしています。システム開発や問題解決をする者として、初日から重要事項に集中することができます。これは、ExComm, IBD, そしてMensaスウェーデンの経験から培ったものです。


3.インターナショナルMensaが現在、そして次の数年間に直面する課題は何だと思いますか?

私は、今後20年のことを考えていかなければならないと思います。しかし、短期的に見た時に、3つの課題があると思います。

インターネット:Mensa インターナショナルは1900年代の生き物です。オンラインサービス、クラウドソーシング、ソーシャルメディア、バーチャルミーティング、そして適切なネットワークに遅れを取っています。Mensa内にはこれらに詳しい会員が多く在籍しています。彼らを最大限に活かしていくことが大切です。

運営:Mensaインターナショナルの仕事量は増えていますが、人員が足りていません。ルーチンを改善し、特定の仕事に関しては国際ボランティアをさらに募るべきです。適切なコラボレーションによる増収は多くの問題を解決すると考えます。

統治:近年、IBDExCommの経営方法は専門的になる必要があります。明確で簡潔なルールが均等に実施されることが良いスタートだと思います。多くの会員が英語を第二・第三言語としてのみ使用しており、Mensaは文化的にも非常に多様になってきています。私たちの日々の仕事はこれを反映するべきです。


4.就任期間中にどのようなことを達成したいですか?

  • 2030年に向けての戦略的計画

  • 世界各国の会員に、Mensaインターナショナルに関する問題点を世論調査

  • 改善されたオンラインサービスにより、ディスカッション、人脈作り、SIG, SIGHT等を提供

  • 今より倍のボランティア応募に向けての働きかけ

  • 政策決定過程の改善

  • 効率的なビジネスミーティング

  • コラボレーションやチームワークに対する積極的な姿勢への改善

  • 規約にも述べられているMensa目的する意識の向上へのきかけ

Björn Liljeqvist